オムライス、親子丼、TKG…
みんな大好きなメニューによく使われている卵。
美味しくて栄養価もある万能食材の卵はほとんどの家庭の冷蔵庫に入っているのではないでしょうか。
近所のスーパーで買うときパックがいっぱい並んでる中で大きな卵があったらつい選んでしまいがちですが
その大きな卵、もしかしたら危ないかもしれません。
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卵のサイズ
卵のサイズは農林水産省で定められた鶏卵規格取引要綱という決まりによって明確に分類されています。
LLサイズ | 70g~76g |
Lサイズ | 64g~70g |
Mサイズ | 58g~64g |
MSサイズ | 52g~58g |
Sサイズ | 46g~52g |
SSサイズ | 40g~46g |
思っていたより細かく分かれていることに驚きです。
スーパーではS、M、Lで売っていることがほとんどですもんね。
ちなみに卵のサイズが大きければ大きいほど黄身も大きいという説をよく聞きます。
実際にサイズが大きい卵は黄身も大きくなってはいますが白身のほうが増える割合が多く、
黄身の大きさについてはそこまで大きく変わらないそうです。
卵のサイズは何によって決まっているか
ではどんな鶏さんから大きい卵が産まれてどんな鶏さんから小さい卵が産まれるのでしょうか。
正解:卵の大きさは、産む鶏の「年齢」で決まります。
エサの種類でも体格でもなく、年齢です。
若い鶏からは小さい卵が、年を取った鶏からは大きな卵が産まれてきます。
卵は次のように生まれてきます。
①親の卵巣で卵黄(黄身)が作られる
②卵黄が育ったら排卵され、卵管を通る
③卵管を通る間に卵黄の周りに卵白(白身になる)が付着する
④殻に覆われ、私たちがよく知っている卵の形で生まれる
画像引用元:農山漁村文化協会
鶏は、年を取るにつれて卵管が太くなります。
卵管が太くなると③で付着する卵白の量が増えます。
卵白は白身になるので白身が多い=サイズの大きい卵が産まれます。
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大きいと危険な理由
卵のサイズの違いが産む鶏の年齢の違いなら、どうして大きいサイズの卵が危険化かもしれないのでしょうか。
答えは卵の大きさそのものではなく、産んだ鶏が育った環境にあります。
鶏を育てて卵や肉を出荷している養鶏場では鶏を大きく、長生きするように育てます。
そこでエサに遺伝子組み換えの試料を使ったり、抗生剤を使って育てている場所もあるかもしれません。
このようにして育った大きな鶏が産んだ卵には少なからずその成分が入ってしまうことになります。
その卵を食べることで人の体にも少しずつ蓄積されていき、すぐに症状は現れなくても徐々に体に影響を与えていきます。
参考
最後に
今回は大きい卵と小さい卵の違いや、大きいサイズの卵に隠されたリスクの可能性についてまとめました。
必ずしも小さなサイズの卵が安全ということではありませんが、
大きな卵にはこのようなことが起きている可能性があるということを知識として知っておくだけでもどこかで役立つかもしれないですよ。
普段から食べるものの安全には気を付けてずっと健康でいたいですね( ^ω^ )
ありがとうございました。