スポンサーリンク
入力データが重複しています
仕事でデータの入力チェック画面を確認していた時のことです。
過去に入力済みのデータと同じ情報を入力した場合にエラーが設定した通りに出るかどうかをチェックする段階で、問題なく設定していた「入力データが重複しています」の画面が出ました。
確認したメンバーの1人が「重複確認おっけー」と言いました。
それを聞いていたもう1人のメンバーが「それ違くね?」とツッコみを入れたことから議論が始まりました。
「重複」の読みかた
設定どおりの結果だったので何が違うのかみんなよくわかってなかったのですが、ツッコみを入れたメンバーは結果ではなくどうやら「重複」の読み方に引っかかっていたのだそう。
結果を確認したメンバーは「重複」を「じゅうふく」と言っていました。
これがツッコみを入れたメンバーによると「ちょうふく」と読むのが正しいらしいのです。
どちらも聞いたことがあり、特に考えたことはなかったのですが話題に出たからには真実を知りたいと思ったので調べてみました('ω')🖊
スポンサーリンク
「ちょうふく」か「じゅうふく」どちらが正しいか
「重複」の正しい読み方を調べてみた結果、「ちょうふく」と「じゅうふく」どちらも正しいそうです( ˘ω˘ )笑
もともとは「ちょうふく」が正しい読み方でしたが、「重」という漢字は「じゅう」という読みで使われることが多いことから「じゅうふく」と呼ばれることが増えてきました。
そういったことがあり現在ではどちらでも問題ないということになりました。
国語辞典にも両方の読みが載っていることがあるそうですよー^^
このように、最初は正しい読み方ではなくても多くの人に読まれることで新しく正しい読み方として定着した読み方のことを「慣用読み」といいます。
今回の「重複」のように今では当たり前のように使われていても実は慣用読みだったというものが他にもあるようです。🍀
こんな慣用読みがあります
重複以外の慣用読みの例としていくつか挙げてみます🖊
★【早急】もともと「さっきゅう」 ⇒ 慣用読み「そうきゅう」
★【漏洩】もともと「ろうせつ」 ⇒ 慣用読み「ろうえい」
★【輸入】もともと「しゅにゅう」 ⇒ 慣用読み「ゆにゅう」
★【惨敗】もともと「さんぱい」 ⇒ 慣用読み「ざんぱい」
★【依存】もともと「いそん」 ⇒ 慣用読み「いぞん」
他にも沢山ありますが、どれも普通に慣用読みの方を使っているのではないでしょうか🍀
特に輸入や依存は本来の読み方を今回初めて知ったほどでびっくりしました💦
スポンサーリンク
さいごに
今回は「重複」の読み方をきっかけに慣用読みについて触れてみました。
言葉は時代の流れと一緒に少しずつその使い方や表現が変わっていることがわかり日本語って奥が深くて面白いなーて思いながらもやっぱり正しい言葉を使えるようにまだまだ勉強せねばならんと思いました|д゚)
普段ん何気なく使っている言葉の中にももしかしたら慣用読みが隠れているかもしれないので暇なときに探してみると面白いと思いますよー💫
ありがとうございました。