【いつ値上げ？】ITパスポートや情報処理技術者試験の受験料が5700円から7500円に価格改定

ITエンジニアを目指したり仕事の幅を広げたりする上で役立つIT系資格。

中でも受験者、取得者数ともに非常に多いメジャーな資格のITパスポートや基本情報技術者試験などが含まれる国家資格

の受験料が値上げされると情報処理推進機構（IPA）から発表がありました。

ニュースでは具体的にどの資格がいつ、いくらに値上げされるかがわかりづらい部分があったので、ポイントをまとめました✏️

資格受験料が値上げされる資格はどれ？

今回発表された受験料値上げの対象になるのは

ITパスポートや情報処理技術者試験を含む12の資格で構成される「情報処理技術者試験」と

「情報処理安全確保支援士試験」の計13の資格。

出典：IPA公式ページ

以上の13資格がまとめて受験料値上げの対象になるようです。

値上げの理由は、新型コロナウイルスの影響や、一部試験で「CBT」（コンピュータを使った試験方式）の採用が始まること等による、試験実施コスト増加。

よく聞く資格が多いですが、エンベデッドシステムスペシャリストやシステム監査技術者など、初めて聞くような資格もありました。

資格受験料の値上げはいつから？

気になる「いつから値上げされるか」は、資格の試験方式によって異なります。

現在コンピュータを使ったCBT方式で試験が行われるITパスポート試験、基本情報技術者試験、情報セキュリティマネジメント試験の3試験は22年度4月から値上げ。

現在筆記形式で行われている上記3試験を除く10試験は21年度秋から値上げされます。

この記事の公開した時点で21年夏なので、現行CBT方式の3資格を除き、かなり急な値上げということになります。

資格受験料はいくらに値上げされる？

今回受験料の値上げで実際いくらになるかも気になるかと思います。

元々の受験料が一律で5,700円。

これが今回の値上げで

になります。

他のIT系ベンダー資格と比べて比較的安価で受験することが出来るのが特徴ではありますが、

5,700円→7,500円で1,800円増額されるので意外と大きな値上げになります。

5,700と7,500で絶妙に紛らわしい笑

まとめ

情報処理推進機構（IPA）から発表があった、ITパスポートや情報処理技術者試験等の国家資格値上げのポイントについてまとめました。

昨年秋に会社のお達しでITパスポートを取得してから、IPAの国家資格に興味を持ってウォッチしてきました。

進む方向によっては「あまり使わない」「必要ない」という声もありますが、ITの幅広い知識を身につけるには非常に役立つ資格だと思うので、検討している人はぜひ値上げ前に一気に勉強して取得してみてはいかがでしょうか^^