VBA覚え書きです。
今回は『変数の宣言』について書き留めます🖊
前回書き留めた「変数のデータ型」が深く関わってくるのでこちらも参考に^^
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変数の宣言
変数の宣言をすることで、設定した変数にデータ型を割り当てることになります。
例えば、変数iを宣言しinteger型を割り当てることで、iに-32,768 ~ 32,767の数値しか入れることが出来なくなります。
リンゴを入れるために段ボール箱を使います!と宣言するような感じです。
リンゴ(数値)を入れるために用意した段ボール箱に水(文字列)や生クリーム(日付)を入れようとすると怒られてしまいます。(メッセージが表示されます)
※上の(数値)、(文字列)、(日付)は例です
データ型を割り当てたので使用するメモリも決まります。
次はプログラム上で宣言する方法です。
変数の宣言方法(Dim,As)
VBAのプログラムでこういうものをよく見ると思います。
Dim i As Integer
ここで変数を宣言しています。
Dim 変数名 As データ型
という形を覚えておきましょう。
Dimは次元を意味する"Dimension"を略したステートメントですが、その理由や意味を知らないと良くないことが起きるということは決してないので
こういうものを使うということだけ覚えておけば問題ないです🍃
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宣言のしかたいろいろ
変数の宣言は基本的に次のようにすると説明しました。
Dim 変数名 As データ型
しかし、次のようにデータ型を省略することもできます。
Dim 変数名
この場合は自動的にどんな値でも格納できるVariant型が割り当てられます。
消費メモリが大きくなるのでプログラムによっては注意しましょう。
また、次のように複数の変数を同時に宣言することもできます。
Dim 変数名1 As データ型1,変数名2 As データ型2,変数名3 As データ型3,…
使い方によってはプログラムを見やすくすることが出来るので、
色々な形で宣言してみましょう。
要注意ケース
複数の変数を同時に宣言する場合に、同じデータ型にしたいものがあると
次のように宣言してしまわないように注意しましょう。
Dim 変数名1,変数名2 As データ型a
変数名1,変数名2ともにデータ型aが割り当てられているようにも見えますが
実際はデータ型aが割り当てられているのは変数名2だけで、
変数名1にはVariant型が割り当てられています。
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最後に
今回は『変数の宣言』について、イメージと具体的な宣言方法について書き留めました。
大きなプログラムになってくると必ずと言っていいほどこの変数の宣言が必要になってくるので基本的に宣言するようにして慣れていくことをおすすめします^^
何度も反復しているうちに変数を使うとき自然と宣言するようになってくると思いますよ🍃
ありがとうございました。
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