メモ
仕事で前回のITパスポート資格に続き、スキルアップと今のPJで活かすためにAWSの資格を取得することにしたのでその勉強用の備忘録です。
まずは「クラウドプラクティショナー(AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01))」から。
いつも何か勉強するときは基本的に書きながら覚えるのでここでアウトプットします。
有益な情報かどうかは不明(笑)
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AWSの料金モデル
使った分だけの従量課金
AWSでは、顧客が何かを所有するわけではない。
所有しないので、初期コストも発生しない。必要な時に必要なリソースを使って、使った分にだけ請求が発生する。
資本の支出を変動費にすることができる。
この消費モデルを組織全体で受け入れることにより、コスト最適化が進む。
★消費モデルはエンジニアだけではなく組織全体で受け入れる
課金体系
サービスによって用途が違うため、課金方式も違う。
同じサービスでも、リージョンによって料金が異なるものもある。
★課金体系はサービスによって異なる。
多彩な料金モデル
AWSサービスには多彩な料金モデルを持つサービスがある。例えば、以下のような課金モデル。
・EC2の購入オプション
・S3ストレージクラス
・EBSボリュームタイプ
要件に応じて最適な料金モデルを選択することでコストを最適にできる。
★顧客は最適な料金モデルを選択できる
請求ダッシュボード
請求書
どのサービスにどれくらいコストが発生しているのかは、請求書で確認できる。
請求書には、合計金額とAWSサービスごとの金額が表示されている。
請求金額は月末まで待たなくても、次の途中でも確認できる。
各サービスを展開すると、さらに詳細な情報を確認できる。
請求書では各AWSサービスの料金の内訳を見ることができる。
どのリージョンでどのサービスのどの機能を使ったが確認できる。
★請求書では月の途中でも課金の状況を確認できる
コストエクスプローラーとコスト配分タグ
何の目的でそのサービスをどれくらい使ったのかは、どのように確認できるか。
どのシステムのためにどれだけコストがかかっているのかを知る必要がある。
こういったコスト分析に使えるのがコストエクスプローラーとコスト配分タグ。
AWSの各サービスの中には、タグをつけることができるサービスが多くある。
タグはキーと値で構成されている。
EC2のインスタンス名は、Nameというキーにインスタンス名を値として設定されているタグで実現されている。
タグは任意のキーと値を設定することができる。
例えばタグに「Project」というキーを用意する。
そして値に「Portal」や「CorporateSite」など、そのシステムを表す値を格納する。
このタグをコスト分析のために有効化しておくことができる。それがコスト配分タグ。
このコスト配分タグで分けた結果はコストエクスプローラーで可視化したり、CSV形式でダウンロードしたりできる。
★コスト配分タグによってROIの訴求分析ができる
請求アラーム
請求金額もCloudWatchメトリクスの1つ。
そのため、アラームを設定してアクションを実行することができる。
SNSと連携すれば、特定の金額を超えた時にメール送信することができる。
請求アラームによって、使い過ぎやコントロール不足による意図しない課金が発生している場合、いち早く知ることができる。
設定予算を超えると予測されたときにアラートを発信する、AWS Budgetsというサービスがある。組み合わせて使用する。
★請求アラームによって使い過ぎを抑止するための通知ができる
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マルチアカウントの運用
AWSのアカウントは個人や組織で1つしか所有できないということはなく、複数作成することができる。
環境を分けたい場合や、用途によって分けたい場合にアカウントで分離することがある。
本番環境用、検証環境用、ブログ用に分けることが可能。
複数アカウントをそれぞれ管理すると運用が煩雑になるが、便利な管理機能がいくつか用意されている。
AWS Organizations
AWS Organizationsを使うことで、複数アカウントを一括管理できる。
IAMポリシーによる制御を階層化することも可能。
★Organizationsで複数アカウントを階層管理できる。
一括請求
Organizationsの一括請求を使用することで、複数アカウントの請求を1つの請求にまとめることができる。
請求書はアカウントごとに確認することもできる。
一括請求により、複数アカウントでリザーブドインスタンスが使えるようになったり、
複数アカウントの合計使用量によるボリュームディスカウントを受けられる可能性というメリットもある。
★Organizationsで複数アカウントの一括請求ができる
AWSのサポートプラン
AWSアカウントには4つのサポートプランがある。
AWSのサポートというのは言葉通りのサポートサービス。
一部のハードウェアの保守サポートやソフトウェアのライセンスサポートのように、
使うために必須で加入しなければならない、使用する権利を提供するだけというものではない。
顧客は適切なサポートプランを選択することで、運用の安全性を保ち、
エスカレーションパス(問い合わせ先)を確保することができる。それぞれのサポートには違いがある。
●ベーシックプラン
・AWSアカウントを作った時に提供されている無料のサポートプラン
・技術サポートは、AWSサービスの稼働状況をモニタリングしているヘルスチェックについてのサポートのみ
・Trusted Advisorは最低限必要な項目のみ
●開発者プラン
・29USDか使用料の3%の大きい方
・技術サポートを作成できるユーザーは1ユーザー(9~18時)
・構成要素についてのアーキテクチャサポート
・Trusted Advisorは最低限必要な項目のみ
・ケース重要度と応答時間は、一般的なガイダンス(24時間以内)、システム障害(12時間以内)
●ビジネスプラン
・100USDか使用量に応じた計算式の大きい方
・技術サポートを作成できるユーザーは無制限(24時間)
・アーキテクチャはユースケースのガイダンス
・Trusted Advisorは全項目
・サポートAPIの使用可
・サードパーティソフトウェアのサポート
・ケース重要度と応答時間は、開発者プランに加え、本番システムの障害(4時間以内)、本番システムのダウン(1時間以内)
●エンタープライズプラン
・15,000USDか使用量に応じた計算式の大きい方
・技術サポートを作成できるユーザーは無制限(24時間)
・アプリケーションのアーキテクチャサポート
・Trusted Advisorは全項目
・サポートAPIの使用可
・サードパーティソフトウェアのサポート
・テクニカルアカウントマネージャー(TAM)
・サポートコンシェルジュ
・ホワイトグローブケースルーティング
・管理ビジネス評価
・ケース重要度と応答時間は、ビジネスプランに加え、ビジネスクリティカルなシステムのダウン(15分以内)
本番稼働している環境がある場合はビジネスプラン以上が推奨。問い合わせ先を確保して運用することが重要。
★エスカレーションパスを用意することは重要
★4つのプランがあり、サポート料金によって段階がある
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その他の請求サポートツール
AWSの簡易見積もりツール
AWSでどれくらいのコストがかかるのかを事前に知るためには、簡易見積もりツールを使用することができる。
左のメニューからAWSの各サービスを選択できる。
[リージョンの選択]欄で、使用予定のリージョンを選択することもできる。
AWSアカウントを作って最初の12ヶ月を経過していないときは、無料利用枠を含んで計算するかどうかも選択できる。
各サービスで何の機能をどれくらい使うかを入力することで、
月の請求金額見込みがどれくらいになるのかを事前に計算しておくことができる。
このツールはマネジメントコンソールにログインしなくても使える。
AWS料金計算ツールが発表された。今後はAWS料金計算ツールに機能が追加されていく。簡易見積もりツールは終了日は決まっていないがサービス終了予定になっている。
★簡易見積もりツールで、請求見込み額を事前に計算しておくことができる
TCO計算ツール
AWS TCO計算ツールは、AWSへの移行、導入を検討している際に、
オンプレミスで構築した場合とのコスト比較をレポートしてくれるツール。
経営層やシステムを所有する企業へのプレゼンテーションに利用できる。
このツールはマネジメントコンソールにログインしなくても使える。
TCO計算ツールの設定可能項目は以下の通り
・通過(円、ドルなど)
・自己所有か他社データセンターか
・利用予定リージョン
・専用サーバーか共有サーバーか
・物理サーバーか仮想サーバーか
・CPU、めもり、ディスク容量、OS、ハイパーバイザー
・ネットワーク転送量
・データセンター運用費用
・データベースエンジン
★TCO計算ツールはAWSとオンプレミスのコストを比較するツール
まとめ
AWS料金モデル
・消費モデルはエンジニアだけでなく組織全体で受け入れる
・課金体系はサービスによって異なる
・顧客は最適な料金モデルを選択できる
請求ダッシュボード
・請求書は月の途中でも課金の状況を確認できる
・コスト分配タグによってROIの訴求分析ができる
・請求アラームによって使いすぎを抑止するための通知ができる
マルチアカウント運用
・Organizationsで複数アカウントの階層管理ができる
・Organizationsで複数アカウントの一括請求ができる
AWSのサポートプラン
・エスカレーションパスを用意することは重要
・4つのプランがあり、サポート料金によって段階がある
その他の請求サポートツール
・簡易見積もりツールで、請求見込み額を事前に計算しておくことができる
・TCO計算ツールはAWSとオンプレミスのコストを比較するツール