近頃サイトのトラフィックや検索されたキーワードをGoogle アナリティクスで分析することが多くなりました。
色んな観点から細かく分析することが出来るのでとても重宝しているのですが、
このサイトは直帰率が驚異の90%超えなのです💦笑
※裁きが怖いので詳細な数字は隠してます
直帰率は低ければ低いほどいいよー
ってみんなが言うので焦って直帰率を下げるための対策をしようと考えた時期もありましたが
果たして直帰率が低い=良いサイトなのか、疑問に感じたのでそれについて思うことを書きたいと思います。
結論から言えばそこまで低いことにこだわることはないと思います。
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サイトの直帰率とは
まず直帰について。
アナリティクスヘルプにて先生が説明してくださっています。
直帰とは、サイト内の 1 ページしか閲覧されなかったセッションのことです。Google アナリティクスの場合、Google アナリティクス サーバーに対するリクエストを 1 回だけ発生させたセッションを特に区別して直帰として扱います。
※アナリティクス ヘルプより引用
リクエスト??セッション??という方のために簡単にいうと
検索やSNSからサイトを見にきてくれたのはいいけど
1ページだけみて戻るを押したりブラウザを閉じて帰ってしまった割合が直帰率です。
スーパーを運営してて本当はお肉や飲み物も買ってほしいのに
入ってすぐの野菜コーナーでにんじんを取ってそのままお会計して帰っちゃったみたいなかんじでしょうか笑
1つのサイトの中にもたくさんのページ(記事)があるので
最初に読んだ記事に関連したページや興味があるページを読者が読んでくれることで
直帰率は下がります。
直帰する=満足していない?という疑問
直帰率を下げるために読み手に満足してもらえるような良質な記事を書きましょう
という記事をどこかで見たことがありますが
果たして記事の質が悪いから直帰率が高いのだろうか?
と疑問に思いました。
もちろんこのブログの記事たちも読者さん全員を満足させられるほどの質を保証できるわけではないし
まだまだ至らない点もあります。
しかしそれが原因と決め付けるのはまだ早いと思い、どんなときに直帰率が高くなるのか考えてみました。
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こんなときに読者は直帰する
どんなときに読者さんが直帰するのかを、自分が他のサイトを覗きにいったときのことを
思い出しながら考えてみたら3つ思い当たりました。
1.書いてあることがよくわからないorつまらない
まずこれですね。
冒頭で直帰=満足していないは違うんとちゃうか?っていいながらいきなりこれですが(笑)、
コンテンツの質が悪いことも当然直帰される原因になります。
文脈が支離滅裂だったり
タイトルと関係ないことしか書いてなかったり
あまりにも当たり前のことしか書かれていないと
読者さんは満足せずそのまま帰ってしまうことが多いです。
この場合は記事の設計や表現の見直しや公開済みの記事であればリライトすることで
質の向上を図ることが対策になります。
2:ページの読み込みに時間かかりすぎ
意外と盲点なのがこれです。
誰もがいちどは経験があると思いますが
はやく読みたいのにずっと読み込んでて真っ白なまま一向にページが見れないことありませんか?
サイトの読み込みに時間がかかりすぎて待ちきれずに離れてしまうことが増えると直帰率は上がります。
まだ読まれてないのでノーカウントにしてほしいところですが
母数にはしっかりカウントされています。
どんなに良質なページでも読み込みが遅いだけで離脱されてしまうのは
非常にもったいないので一刻も早く原因を突き止めて読み込み速度を向上させたいところです。
3:そのページだけで読者が満足した
これまた冒頭で直帰率が低いことにこだわる必要はないと思いますといった理由がこれです。
読んでもよくわからないような低品質なページで直帰することもあれば
反対に1ページ読んだだけで疑問が解決して笑顔で帰っていくこともあります(笑顔かどうかはわかりませんが)
要するに、他のページを読む必要が無くなったということです。
たとえば、いざ電球を付け替えようとしたけど替え方がわからなくて、詳しく説明しているページを閲覧したとします。
カバーの開け方から後片付けのしかたまでとても細かく丁寧に説明しているそのページを読んで替え方がわかりました。
次に取る行動がPC(スマホ)を閉じて実際に付け替えるか、そのサイト内にある電球の比較ページかとなったら
前者の方が多いと思います。(場合にもよりますが)
特にテーマを絞り込んでいない雑記ブログのようなスタイルの場合は
検索流入で1ページだけ読んで直帰していくことが多いです✍
直帰率が低くなければいけない場合も
直帰率は高くてもいいんだよーみたいな方向で進んできましたが、
低いほうが望ましい場合もあります。
それは、ショッピングサイトを運営している場合や
メルマガの登録等で最終的に特定のページに読者を誘導したい場合です。
ショッピングサイトでは商品の紹介ページ→カートに入れる→購入画面と
複数の段階を踏むことがほとんどなので
直帰率が高いということは紹介ページだけ見て離脱されているということになるので売り上げが発生しません。
紹介ページを見て満足感を与えられたことにはなるかもしれませんが
ショッピングサイトを運営している人で売れなくてもいいって人はおそらくいないと思います(いたらゴメンナサイ笑)
メルマガ登録に繋げたい場合も直帰率が高い=登録されてないということなので
機会損失になってしまいます💦
このようにサイト内の複数のページを踏ませる必要がある場合、直帰率の低さというのは格段に重要になってきます。
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最後に
今回はGoogle アナリティクスの1つの指標である直帰率にフォーカスしてみました。
直帰率が低くなければならないか、またそうでないかは運営するサイトの目的によって変わってきます。
直帰率が高い=悪だ!
くらいに言っている人はおそらくショッピングサイトあたりを運営している人じゃないかと思われ、
極端な話、100%になってしまったからといって
そのサイトは必ず低品質というわけではなく
有益な情報を読者さんに与えられている良質なサイトってことも十分にあります。
直帰率が高いからといって不安になることはないと思いますよ(^^
表示速度は速いに越したことはないのでいちどチェックしてみましょう🍀