前々回と前回の2度にわたり、
『コンサルタント』の仕事に注目して
どんな仕事なのか、どんな資質が求められるかを
紹介してきました。
それを踏まえて今回はSNSの普及に伴う問題を
1つ挙げたいと思います。
前回までの記事をまだ読んでいないかたはこちらからどうぞ(*'ω'*)
【意外と知らない】コンサルティングの仕事と求められる資質 ①コンサルタントの仕事・種類
【高次元】コンサルティングの仕事と求められる資質 ②コンサルタントとして要求される資質
スポンサーリンク
急増する”自称”コンサルタント
twitterやインスタグラムをやっていて、
『月に●●円稼ぐ方法を教えます』や
『1週間で●kg落とすダイエット法公開中!』といった書き込みや
プロフィールを1度は見たことがあると思います。
このこと自体には何の問題もありません。
知りたかったら連絡を取って教えてもらえばいいのです。
報酬を要求されることもしばしばあります。
しかし、問題はこういった人が『コンサルタント』を名乗っていることです。
自分で名乗っている人は果たして本当に『コンサルティング』を理解しているのか…
前回までの記事で紹介したようにコンサルタントの仕事は、
『顧客が今抱えている問題や理想とする方向性に対して
あらゆる方面から分析し、対応策を提案し解決に導くこと』 です⭐
しかし、自称コンサルタントさんの多くは
『自分のが持っているノウハウを教えて、
自分と同じように結果が出せるよう導くこと』
と、はき違えているのではないかと思われます。
実際に発生したトラブルとして、
お金を支払ってコンサルをお願いしたが
一方的にノウハウを押し付けられて
結果が出なかったら『教えたとおりにやらなかったからだ』
と一蹴され、それから一切連絡が取れなくなってしまった…
という極めて悪質な例があります。
明らかにコンサルタントとしてすべきことがわかっていませんね。
このようなことが発生してしまうのには、
インターネットの普及も大きく関わっています。
企業間でのビジネスが中心となっていたコンサルは
やがてSNSが広がって個人間でも行われるようになりました。
そして急速に知名度が上がり現在に至ります。
スポンサーリンク
『コンサル』を依頼するならば慎重に選びましょう
SNSでコンサルタントを名乗り売り込んでいる人の中には、
もちろん基準の高い経験・実績・マインドが備わった方もいらっしゃいます。
しかし、残念ながらそうでない方も多いのが実情です。
貴重な時間やお金を割いてまでコンサルティングしてもらうからには
表面上の実績や経験だけで安易に決めるのではなく、
いま依頼しようとしているコンサルタントがきちんと責任感をもって
課題の発見から解決までを一緒に考え導いてくれるかどうかを
じっくりと見極めてからでも決して遅くはないのではないでしょうか(^^
ありがとうございました♪
[amazonjs asin="4532320984" locale="JP" title="いたいコンサル すごいコンサル 究極の参謀を見抜く「10の質問」"]